バリア機能の低下に伴ってリスクが上がる皮膚感染症

感染症としてよく知られているものは多数あり、インフルエンザやノロウイルス等はよくマスコミにも取り上げられて多くの人に認識されています。
そういった有名な感染症があるために飛沫感染や経口感染によって広まるのが一般的だと考えられてしまいがちですが、中には接触感染をする皮膚感染症もあるということは知っておかなければならないことでしょう。
細菌やウイルスが媒介する皮膚感染症も数多く知られており、特に皮膚のバリア機能が低い子供やアトピーの患者にはよく見られます。
代表的なものとしてよく見られるのがとびひであり、ブドウ球菌や黄色レンサ球菌などの細菌に感染することによって生じるものです。
傷口がある際に、そこから細菌が侵入して発症するというのが典型的であり、水痘がしょうじたり、かさぶたが広がったりしていきます。

一方、プールなどで感染が広まりやすいのが水イボとも呼ばれる伝染性軟属腫であり、ボックスウイルス科に属する伝染性軟属腫ウイルスに対して感染することにより生じます。
イボが生じるのが特徴であり、それを掻き壊してしまうとウイルスが広がり、また新しいイボができてきてしまうというのが恐ろしい点です。
学校のプールで子供が感染してしまうということが比較的多く、水イボについて知らない子供がかきむしって広げてしまいがちになります。
一方、ヘルペスウイルス感染による単純ヘルペス感染症も皮膚の感染症として頻繁に見られるものであり、水疱が無数に生じて発熱と倦怠感が発生するのが特徴の感染症です。
皮膚はバリアとしての機能があるものの、傷などによってそれが破綻すると感染が起こりうる部分となります。
小さな傷であってもバリア機能に問題があるときには感染症に十分に注意することが必要です。

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バリア機能の低下に伴ってリスクが上がる皮膚感染症

2019年12月11日

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